やっと団員もそろい、動き始めた劇団「MANKAIカンパニー」春組の5人。
旗揚げ公演へ向けて台本もでき上がり、あとは練習に力を入れるだけ!っと思いきや…前回(2話)の終盤、『主宰兼総監督』のいづみが台本を至さんへ渡しに行くと、そこには普段とはかけ離れた荒々しい姿をした至さんの姿。いづみは変貌した至さんに壁ドンされ…?
そして舞台の稽古が始まっても、なかなかうまく足並みがそろわない5人…
そんな時に、春組のOBがやってきて…!?
今回も見どころ満開!第3話の魅力に迫っていきましょう!
舞台の上でお布団広げて一致団結?!予測不可能!春組の底力!
※ネタバレが含まれているのでご注意ください
至さん驚異の変貌!
前回を視聴している方は最も気になった部分ではないでしょうか…至さんの変貌の仕方が、普段とはかけ離れた姿ですよね。
普段はおっとり物静かで時間に厳しく、昼間はまじめに働くサラリーマン。そんな王子様系のイメージでしたが、パソコンの前でオンラインゲームを始めると、性格が変貌するタイプの様ですね…!
部屋は荒れ放題。台本を持ってきたいづみが、ゲームがうまくいってない最中に部屋に入ってきたことで、怒りが大爆発です。
台本を渡してそそくさと部屋を出ていくいづみ。さぞかし怖かったでしょうね。
時間に厳しいのも、ゲームをするための時間を作るためにも思えてきちゃいます(笑)
よく車に乗ると性格が変わる~とか聞きますが、そんな感じなのでしょうか。自分でこの切り替えが出来るようになれば、演技の幅も広がりより良い舞台に仕上がりそうな気もしますね!
初めての稽古は険悪ムードに…
ついに台本が出来て初めての読み合わせ稽古が始まります。
緊張しいの咲也くんは、緊張からか何度もセリフをつっかえたり棒演技だったり。セリフを丸ごと覚えてきた真澄くんをイラつかせる状況に…!
さらに、脚本の綴くんへの演技も気になるようで、何度か言い合いが続きます。
日本語が流暢でなく、まだまだカタコトのシトロンさんは『やさしい日本語』という教材片手に頑張り、至さんはそつなくこなしている様です。
全体での練習後、咲也くんとシトロンさんは二人で向かい合わせに練習しています。
互いに高めあおうとするとても良き同室コンビですね。
真澄くんと同室の綴くんは2人の部屋に訪れ、真澄くんと練習で言い合いになったことから、咲也くん達の部屋で寝かせてほしいと言います。
すると真澄くんと同じ学校の咲也くんから、『真澄くんは学校では何に対しても関心がないことで有名で、真澄くんなりの舞台成功を思ってのことなんじゃないのかな…』と聞いた綴くん。
冷静になった綴くんは、2人に朝練を提案し、真澄くんにも朝練のことを伝えるからと咲也くん達の部屋で寝るのではなく、部屋へと戻ることにしました。
朝練で稽古も順調と思いきや…!
朝練が始まり、稽古も5人の仲も少しずつまとまってきたと思えましたが、いづみ主宰兼総監督の提案で初代春組の鹿島 雄三(かしま ゆうぞう)さんがやってきました。
この初代春組をやっていた強面の雄三さん、一通り全員の演技を見た後、『300回は席を立とうと思った』と、お疲れのご様子。
その後、メンバーそれぞれに率直な感想を投げかけます!
まず、シトロンさん。
『セリフと日本語は別物!頑張ってしゃべっていると思われると客は冷める』との事。
確かに、シトロンさんがこのまま舞台に上がってもみんな、“神父として”でなく、“頑張って日本語を喋る神父役のシトロンさん”としてみてしまうかもしれませんね…そうなると演技ではなくなりますもんね。
綴くん。
『言いたいことが空回りしてる。独りよがりで客のことを考えておらず自己満足になっている』
綴くんは寝る間も惜しんで一週間で書ききった脚本ですもんね。思い入れが強すぎて、独りよがりと思われても仕方なかったのかもしれません。
至さん。
『やる気がねえなら舞台から降りろ』という率直な意見。
普段からゲーム中心に動いているため、舞台に足してのやる気が注がれていないように見えてしまったんですかね!シンプルでありながら心に刺さる一言でした。
真澄くん。
『いづみを見すぎ!演技がつまらない!スカしてる!』言われたい放題です。
他の団員に比べたらセリフを覚えるのも演技も上手いポジションに居ただけあって、真澄くんに響いたのかもしれませんね…。
最後に、咲也くん。
『問題外!芝居を何もわかっていない!一からやり直し!』
こちらも踏んだり蹴ったりで…咲也自身も少しは感じていた部分だったのでしょうか…?
全員の演技にバッサバッサダメ出しをされてしまいました。
更に『芝居舐めてんじゃねぇぞ!ひよっこどもが!』という厳しいお言葉。
こんな言葉貰ったら、大人でもなかなか立ち直るのが難しいですよね…
しかし、こっそりといづみにだけ、咲也くんは『今後育て方次第で伸びる』という言葉を伝えていました。
これは、咲也くんの伸びしろがある事を教えてくれたという風にも捉えることが出来ますが、いづみの今までの咲也くんの育て方が悪かったという、いづみに対してのダメ出しでもありますね。
いづみも監督として指導してもらい、気付きがあった様で、今後の課題が見えてきたみたいです。
夜中みんなで舞台の上で集まって…?!
雄三さんにがっつり叱られた5人。
その晩、綴くんはこのことで眠れず部屋を出たところ、同じ理由で隣の部屋から出てきた咲也くんに気づきます。
その手には布団と枕。「少しでも舞台のことを理解できるように舞台の上で寝てみようと思って!」と話す咲也くんと、それに付き合うつもりのシトロンさん。綴くんは真澄くんと至さんも巻き込むことに決めます。
なんだか合宿みたいですね…(笑)
5人みんなで集まり、今日の雄三さんの件をどう思ったかというそれぞれの本音から、反省点を語り合い、咲也くんは初めて演技を見た時の思い出話とその時の感動を話したり…
演技が上手くなりたい気持ちは一つ!みんな更に踏ん張ろうと結束力が生まれた記念日!
そんな思いでEDが終わったと思いきや…
いづみのスマホに至さんから着信です。
前回も終盤でいづみを困らせた至さん。今回はなんと
『劇団やめるね』
という言葉。その言葉と共に3話が終了しました。
感想まとめ
またもやとんでもない内容で終わった第3話…!至さんからの言葉に今回もびっくりです。
5人の結束力が高まり、これから初舞台へ向けて頑張ろうと物語が動き出した瞬間に、至さんから出てきた『劇団やめるね』という言葉。しかも、この言葉を発していた時はちゃんといづみの事を“監督さん”と呼んでいます。つまりは、ゲームをしている時の人格ではなく普段通りの人格なんですね…
至さんは劇団をやめてしまうのでしょうか…!せっかくそろった5人なのでなんとかみんなで食い止めてほしいところです。
至さんを除いた4人それぞれ問題点はありますが、練習の積み重ねでどうにかなりそうなイメージが付いてきました。無事初舞台が成功することを祈るばかりですね。
今後の展開が見逃せない「A3!(エースリー)」4話が待ち遠しい!
関連商品
関連記事
第4話感想

ⓒA3! ANIMATION PROJECT