紆余曲折ありながら、劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督になったいづみ。
劇団「MANKAIカンパニー」の団員は、前回の募集でなんとか3人集まりました。しかし、劇団のメンバーは四季を示す春・夏・秋・冬という4種類の組に分かれていて、1組に5人のメンバーが必要です。
まずは春組を揃えるため、残りの2人を探しにみんなでストリートATCへ出かけます。演劇の練習もしていない彼らですが、無事団員を獲得する事が出来るのでしょうか?
あっという間に春組結成!問題の芽がチラホラと…?!
※ネタバレが含まれているのでご注意ください
OPから伝わる臨場感がフレッシュ全開!
2話の冒頭から、やっとOPが始まりました!OPのタイトルは『Act! Addict! Actors!』。印象としては、歌いだしの語りだすような咲也くんのセリフから軽やかな音楽が始まります。
それぞれキャラクター達のパートが流れるように駆け抜けてゆきます。まだ聞いたことのないような歌声もチラホラ聞こえてくるようにも思いますが…映像もまだ出てきていないキャラクターが目白押し!
団員はもちろんですが、裏方に回る人たちも増えていますね。この人たちは、みんな物語に関わってくる裏方さんたちなのか、OPからも今後の展開への期待が高まります!
踊りだしたくなってしまいそうなわくわく感と、「これから何かが始まる!」と思わせてくれるような初々しいフレッシュ感が伝わってきますね!
初めての寮生活にみんなわくわく!
この潰れかけた劇団「MANKAIカンパニー」には寮があります。故に経営を圧迫しているのでは…とも左京さんが前回仰っていましたね。
そんな団員たちのお部屋決めが始まりました!
みんなまだまだ学生さん!どんなお部屋決めになるのでしょうか…?
2人一部屋ですが、現メンバーは3人。みんな誰と一緒でも構わないという事で…グーとパーで分けることに。
わだかまりなく、運に任せるなんて男の子って感じですね!
結果、“グー”を出した真澄くんと綴くんが同室、“パー”を出した咲也くんは一人部屋となりました。
高校生の寮生活。未成年なので親御さんの許可が必要です。真澄くんは、親御さんが海外にいて電話につながらないとか…。
普段一人で生活していたのでしょうか?そうであれば、いづみと同じ屋根の下で暮らせると思えば、とても嬉しい提案だったのかもしれませんね。
咲也くんは親戚のおうちに住んでいたため、自分の部屋を持つのも初めてのようで、とてもうきうきしている様子です。なんだか、子犬のような可愛らしさを感じます!
寮での食事問題
寮の初ご飯は支配人お手製の“ご馳走”です。
この“ご馳走”、不思議な色味のペースト状の何か…。紫色の液体にジャガイモのようなものが乗ったこれはカレー?「昨日よりはマシだ」とこぼす咲也くん。
昨日は一体何が出てきたのでしょうか…支配人は“ご馳走”としか言っていません。
綴くんはたくさんの家族の中で育った優しさからか、一口食べた!と思いきや、すぐに倒れてしまいます。
そこで立ち上がったいづみがカレーを作ると…団員たちはひたすら食べます。みんな食が進むようです!いづみはカレーにルーは使わず、こだわりのスパイスがあるのだとか…
主宰兼総監督としての力も発揮しながら、料理まで上手なんてびっくりしますね!あんなに団員たちを夢中にするカレーのレシピ。いつか、何かしらの形でレシピを公開してほしいですね。毎日でも作れるとのことですが、カレー以外のいづみ飯も今後気になるところです…!
団員募集はお決まりのストリートACT!
寮での夜を過ごした団員一同は、さっそく翌日から団員探しにビロードウェイへ向かいます。稽古もかねて、路上で即興演劇です。
まだまだ結成したばかりの彼ら。演劇のレベルはこれからなので、突然路上でお披露目して注目は集めても、それは冷ややかな視線…。
そんな中、目以外の顔を隠したカタコトの男性がいづみの隣にやってきます。
しかもこの男性、ぎこちない演技をする団員たちへ向かって、“ジャパニーズ大根”と感心しています(笑)
なんだか悪気がないところが海外の人って感じで、勢いよく立ち向かえない、いづみの歯がゆい気持ちが伝わってきます…!
自称“通りすがりの外国人”という一風変わったこの男性。
舞台の街「ビロードウェイ」に興味がある海外からの留学生と分かった途端、いづみの目の色が変わり、住み込みで演劇の勉強ができるとゴリ押しをします!
ストライクゾーンの広さ!彼女のタフな部分は感心します。そして名を名乗ったシトロンさん、マスクを外すととんでもないイケメンでした!これは大人気間違いなしですね!
急がば回…せ?!
団員が1人見つかったところで夕方。
今日はこれだけで十分と思いきや、新入団員のシトロンさん、「急がば回せね!」と咲也くんを抱えたかと思えばそのままぐるぐる回りだします(笑)
街中で見たら異様な光景ですよね。シトロンさんは独特の感性をもっているようです。
そして、ぐるぐる回った咲也くんがよろけてぶつかった先に居たのは、スーツを着たねこっ毛のイケメン、茅ヶ崎 至(ちがさき いたる)さん。
綴くんは、彼が不動産屋さんの前にいたことから家を探していることに気づくと、いづみは団員寮を提案します。
至さんは「1人部屋なら…」との事で、一人部屋に決まっていた咲也くんがシトロンさんと同じ部屋になると即決。
至さんは一人部屋ということもあり、詳しい話を聞いて入団することになります。
「急がば回せ」とシトロンさんが言っていましたが、今回に限ってうまくいく結果になりましたね。
初舞台へ向けて準備開始!
ついに初舞台へ向けて、みんな動き出します。
脚本をどうするかという話の中…脚本家志望の綴くんは、初舞台の脚本を自分がと申し出ます。支配人は1週間で脚本を書くなんてプロでも難しいと言っていますが、いづみは綴くんの気持ちを尊重させます。
夜も根詰めてパソコンに向かって一生懸命作業する姿はとても力強く、夢に向かっている感じが溢れていますね!!
綴くんが脚本を書き上げている間、他のメンバーは稽古をしています。
入団したばかりのシトロンさんと至さんは、稽古初参加です。いづみが各団員の演技について分析しながら、経験を積んだらもっと…!と意気込んでいましたが…
稽古終了時間にアラームを設定するほどに時間きっちりな至さん。咲也くんはまだ練習したいと監督に伝えて30分延長しますが、「あまり無理しないほうがいいんじゃないかな。俺も会社あるし。」と部屋に戻っていきます。
そして、いざ脚本の締め切り日。綴くんは部屋から出てきません…
部屋に入るとそこには椅子から崩れ落ちている綴くんの姿が?!パソコンをのぞいてみると脚本は出来ており、綴くんは寝ていただけみたいです。
目の周りにクマをつくって不眠不休で頑張ったのでしょう…!綴くんの責任感のあるところが伝わってきますね!
脚本の出来もよいものだったようで、初代春組の演目『ロミオとジュリエット』の男女の恋愛物語から『ロミオとジュリアス』という男性同士の友情物語へたった1週間で書き上げた綴くんの演劇への熱がとても伝わってきます。
その日の夜、明日から仕上がった脚本での読み合わせがあるため、至さんの部屋にノックして入るいづみ。すると…
『入るな!!!!!!!あーまじふざけんなよ、今ので3キルは逃した。くっそ!殺すぞ雑魚。』
と声を上げ、「勝手に入ってんじゃねぇよ」と台本を持って行ったいづみに壁ドンします。
ほんとに彼は至さん…?人柄が変わったように乱暴な言葉使いに!追い詰める普段とのギャップにびっくりです!
感想まとめ
今回も非常に濃い時間でしたね。新入団員が2人増えて春組が5人揃いました。各メンバー更なる個性が見えてくる回でもありましたね!
みんな、咲也くんの明るく柔軟な性格に助けられています!
綴くんの脚本への熱い気持ちと根詰める粘り強さ。大家族のお兄ちゃんというだけあって頼もしさ満点です!
真澄くんのいづみへの一直線な気持ち。この熱を演劇に消化できれば素晴らしいものが
出来上がるのではないでしょうか…!
シトロンさんの仲間思いの優しい気質。咲也くんと綴くんを応援する姿は昔からの仲間のように思います!
至さんも初心者にしては良い演技、といづみが見ていましたね!社会人なので、他の団員と顔を合わせることが少ないように感じますが、それは終盤で見せたあの裏の顔があってのことでしょうか…?
まだまだ気になる事だらけのA3!の物語!次の話も要チェックです!
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